もうかれこれ約10年以上前に彫った作品です。
ブラックアンドグレー仕上げ綺麗に馴染んでます。
刺青は年月が経つと
人が齢を重ねるのと同じで刺青も同じくです。
彫たての頃は色も綺麗に残りますが、齢をとるごとに
経年劣化していきます。
当たり前ですよね。人は皆老いていきます。
刺青もしかりです。
刺青師は常に10年先、20年先も綺麗に残る作品を目指しますが
それは物理的に無理な事に挑戦しているみたいな事です。
よく、刺青を入れて10年前より薄くなったとか、線が滲んできた
とか相談されるのですが、それは至極当たり前の事なんです。
紙に描く絵は何年経っても保存状態がよければ残りますが
生きた人間の肌になると、そうはいきません。
常に劣化していきます。
まぁ、刺青とはそういう儚い芸術アートなんです。
それでは!
◾️スタジオ案内は下記から
◾️タトゥーQ&A